第13章:トラブルシューティング

13-1. よくあるトラブルと対処法

ツール利用中によくあるトラブルを、カテゴリごとに整理しました。症状に近い項目からご確認ください。

導入・初期設定

よくある症状:

  • インストール画面が表示されない
  • 最初に何をすればよいか分からない
  • WordPressが必要か分からない
症状・質問 確認方法 対処法
インストール画面が表示されない アップロード先ディレクトリを確認 サーバーやドメイン構成により、設置先が異なる場合があります。マニュアルを見ながらアップロード先を見直してください。必要に応じて、既存ファイルを上書きして再アップロードしてください。
最初に何から始めればいいか分からない AI記事生成画面を確認 いきなり自動投稿に進まず、まずは「AI記事生成」で出力内容を確認してください。自分に合った設定を見つけてから自動投稿へ進むのがおすすめです。
WordPressは必要ですか? 利用方法を確認 WordPressは不要です。Blog Auto AIはサーバーにアップロードして利用する仕組みです。
どのサーバーで使えますか? サーバー会社名を確認 動作確認済みはXサーバー、さくらサーバー、ロリポップです。その他のサーバーでも動作する場合はありますが、動作保証の対象外です。
ヒント

最初から自動投稿を設定するよりも、まずは1記事ずつ生成して、記事品質や画像の出方、設定内容を確認してから進めると失敗が少なくなります。

記事生成・cron

よくある症状:

  • 記事が自動生成されない
  • cronを設定したのに動かない
  • 「作成成功」と出たのに記事が見当たらない
  • 手動確認で403 Forbiddenになる
原因 確認方法 対処法
Perplexity APIキーが未設定 管理画面の「設定」→「API」で確認 Perplexity APIキーを設定してください。
※記事生成には必須です
cron自動生成が無効 管理画面の「設定」→「自動投稿」で確認 「cron自動生成を有効にする」にチェックを入れてください。
有効なキーワードがない 管理画面の「キーワード管理」で確認 キーワードを追加し、「有効」にチェックを入れてください。
使用中プロンプトが未設定 管理画面の「設定」→「プロンプト」で確認 いずれかのプロンプトを「使用中」に設定してください。
cronが実行されていない 管理画面の「システム情報」でcronログを確認 サーバー側のcron設定を見直してください。PHPパスや実行URL、コマンド内容の誤りがないか確認してください。
cronコマンドやURLの設定ミス /cron/check-ready.php で確認 ブラウザで https://(ツールを設置したドメイン)/cron/check-ready.php にアクセスし、すべて緑色の✓になっているか確認してください。
API一時的エラー cronログに「ERROR:」が表示される 一時的なエラーの場合は自動でリトライされます。それでも失敗する場合は、APIキーや残高、課金設定をご確認ください。
ライセンスが無効 cronログや設定画面で確認 管理画面の「設定」→「ライセンス」で、有効なライセンスキーを設定してください。
「作成成功」と出たのに記事が見当たらない 記事一覧、公開状態、少し時間をおいて再確認 反映まで少し時間がかかる場合があります。自動投稿設定や公開状態も確認してください。
手動確認で403 Forbiddenになる 手動実行URLにアクセスして確認 セキュリティ上の仕様変更により、手動確認で403になる場合があります。403が表示されても、自動生成自体は動作していることがあります。
カテゴリをランダムに振り分けたい 自動投稿設定を確認 現時点では、カテゴリのランダム振り分け機能には対応していません。
補足

cronログは日付ごとに保存され、古いログは自動的に削除されます。問題がある場合は、システム情報ページのcronログとあわせてご確認ください。

画像生成・画像表示

よくある症状:

  • 画像そのものが生成されない
  • 記事編集画面では画像が見えるのに、公開ページでは表示されない
  • 画像管理には入っているのに、記事で表示されない
  • アイキャッチ画像が出ない
  • 画像に入る文字の見た目を細かく調整したい
原因 確認方法 対処法
画像生成APIの設定不足 管理画面の「設定」→「API」を確認 画像生成に使っているAPIの設定内容を確認してください。画像生成で使うのは主にGoogleまたはOpenAI側の設定です。
Google APIの課金設定不足 Google側の請求設定を確認 NanoBanana利用時は、Google API側の課金設定不足で画像生成に失敗する場合があります。課金設定まで完了しているかご確認ください。
Perplexity APIを画像生成の原因だと思っている 使用APIの役割を確認 Perplexity APIは主に記事内容のリサーチ用です。画像生成ができない場合は、画像生成用API側をご確認ください。
サイトURLの設定ミス 管理画面の「設定」→「基本設定」でサイトURLを確認 正しいURLを設定してください。http と https の違いや、URLの入力ミスがあると公開ページで画像が表示されないことがあります。
※末尾のスラッシュ(/)は不要です
編集画面では見えるが、公開ページでは出ない サイトURL設定、公開ページ側で確認 一般設定のサイトURLを見直してください。特に https になっているか をご確認ください。
画像管理にはあるが、記事で表示されない 画像管理画面と記事ページを比較 上記と同様にサイトURL設定を見直したうえで、最新版への上書きアップデートや、必要に応じた再インストールもお試しください。
自動生成では画像だけ失敗する 記事編集画面から手動生成で確認 記事編集画面から手動で画像生成をお試しください。自動生成時の一時的な不安定さや設定不備を切り分けできます。
画像ファイルが削除されている 画像管理画面で存在確認 削除されている場合は、再アップロードしてください。
uploadsフォルダの権限不足 システム情報やFTPで確認 uploadsフォルダは755、必要に応じて777、画像ファイルは644を目安に設定してください。
画像位置や文字装飾を細かく調整したい 画像生成設定を確認 現時点では、崩れを防ぐため比較的シンプルな仕様です。複雑な文字位置調整や帯デザインなどには広く対応していません。
注意

「画像が表示されない」という症状でも、原因は画像が生成されていない場合と、生成済みだがURL設定の問題で表示されていない場合があります。まずはこの2つを切り分けてご確認ください。

ログイン・ライセンス

よくある症状:

  • 管理画面にログインできない
  • ライセンスキー発行方法が分からない
  • ライセンスキーのメールが届かない
原因 対処法
/admin/ でログインできない /admin/index.php でアクセスしてください。
ログイン試行回数の上限(5回)に達した 15分待ってから再度ログインしてください。
※セキュリティのため、5回失敗すると15分間ロックされます
パスワードを忘れた ログイン画面の「パスワードをお忘れの方はこちら」から、登録済みメールアドレスで再設定してください。
ブラウザのCookieが無効 ブラウザ設定でCookieを有効にしてください。
ライセンス発行時の購入IDが分からない stripe決済の場合は領収書番号(0000-0000)、infocart決済の場合は購入ID(D000000000000000000)となります。
ライセンスキーのメールが届かない 迷惑メールフォルダを確認し、それでも見当たらない場合は登録メールアドレスを確認のうえ、チャットワークでご連絡ください。
ライセンス停止と表示される サイトの停止や通信不良などでライセンス確認が継続してできないと停止状態になる場合があります。ライセンス設定やサイト状態をご確認ください。
補足

ログインには、ユーザー名またはメールアドレスのどちらでも利用できます。メールアドレスでログインする場合は、事前に設定画面でメールアドレスを登録しておいてください。

公開・表示・SEO

よくある症状:

  • 記事が公開されない
  • 404エラーになる
  • Search Consoleに登録できるか不安
  • サイトマップの場所が分からない
  • 本文末尾に [1][5] のような数字が混ざる
原因 確認方法 対処法
記事のステータスが下書き 記事編集画面で確認 ステータスを「公開」に変更してください。
整合性チェックで問題が検出された 管理画面の「問題のある記事」を確認 該当記事を確認・修正し、問題がなければ公開状態に変更してください。
AIのトークン制限で記事が途中で切れた cronログを確認 途中で切れた記事は下書き保存されることがあります。記事編集画面で修正するか、「続き生成」機能をご利用ください。
.htaccessが動作していない システム情報の「.htaccess情報」で確認 .htaccessファイルの存在確認、install.phpの再実行、mod_rewriteやAllowOverrideの確認を行ってください。
記事URLやスラッグの問題 記事一覧でスラッグを確認 スラッグには半角英数字、ハイフン(-)、アンダースコア(_)、日本語が利用できます。スラッシュ(/)は使用できません。
カテゴリが非表示設定 カテゴリ管理を確認 該当カテゴリの「表示」にチェックを入れてください。
Search Consoleに登録できる? サイト公開状態を確認 通常どおり登録・URL検査が可能です。登録できない場合は公開状態やサイト設定をご確認ください。
サイトマップの場所が分からない ブラウザでURL確認 https://設置したドメイン/rss.php や、https://設置したドメイン/sitemap.xml やにRSSフィードがあります。XML形式のため、Search Console登録時の確認にも利用できます。
本文末尾に [1][5] などの数字が入る 記事本文を確認 AI生成の特性上、不要な数字や記号が混入する場合があります。気になる場合は、プロンプト側で出力ルールを補強してください。
ヒント

システム情報ページの「404エラー自動診断」を使うと、公開記事URLへ実際にアクセスして状態を確認できます。404の切り分けに便利です。

システムエラー

よくある症状:

  • 500エラーが表示される
  • 画面が真っ白になる
  • 原因が分からない
原因 対処法
PHPのメモリ不足 システム情報のメモリ上限を確認してください。推奨は256MB以上です。
データベースの不整合 必要に応じてバックアップから復元してください。あわせて install.php の再実行もお試しください。
ディレクトリやファイルの権限不足 uploads、logs、backups、database.sqlite の権限を確認し、推奨値に調整してください。
最新版へ未更新 Blog Auto AIは継続的にアップデートされています。表示速度改善、セキュリティ対応、画像まわりの改善などのため、最新版への更新をおすすめします。
重要

500エラーなどの詳細は、サーバーのエラーログやシステム情報ページ下部の「最近のエラーログ」でも確認できる場合があります。原因特定のためご確認ください。


13-2. サーバー環境のチェック

サーバー環境が正しく設定されているか確認する方法を説明します。

システム情報ページの使い方

  1. 管理画面の左メニューから「システム情報」をクリック
  2. 以下の情報が表示されます:
    • バージョン情報
    • サーバー環境(PHPバージョン、メモリ上限、アップロードサイズ、ディスク容量)
    • PHP拡張機能(gd, sqlite3, curl, mbstring, json, zip)
    • データベース情報(サイズ、書き込み権限、記事数、カテゴリ数、画像数)
    • 設定情報(APIキー設定状況、画像API、テキストモデル、cron設定)
    • .htaccess情報(RewriteEngine、RewriteBase、RewriteRule、ErrorDocument、mod_rewrite、AllowOverride など)
    • 404エラー自動診断
    • cron実行ログ
    • 最近のPHPエラーログ
ヒント

システム情報ページで問題を発見した場合、「診断情報をダウンロード」機能を使うと、問い合わせ時のやり取りがスムーズになります。

PHP拡張機能の確認

拡張機能 用途 なしで動作する?
sqlite3 または pdo_sqlite データベース(SQLite) ✗ 必須
curl AI API通信 ✗ 必須
mbstring 日本語文字列処理 ✗ 必須
json JSON形式データの処理 ✗ 必須
gd サムネイル・WebP画像生成 △ 推奨
なしでも動作しますが、サムネイルやWebP画像が生成されません
zip バックアップ・モジュール管理 △ 推奨
なしでも動作しますが、バックアップ機能とモジュールのインストールが使えません

ディレクトリパーミッションの確認

ディレクトリ・ファイル 推奨パーミッション 用途
uploads/ 755 または 777 画像ファイルの保存
logs/ 755 または 777 cronログの保存
backups/ 755 または 777 バックアップファイルの保存
database.sqlite 644 または 666 データベースファイル
includes/ 755 設定ファイルの保存
補足

サーバーによっては777でセキュリティエラーになる場合があります。まず755を試し、必要な場合のみ777をご利用ください。

.htaccess の確認

症状 対処法
記事ページが404エラーになる FTPで.htaccessが存在するか確認し、必要に応じて install.php を再実行してください。mod_rewrite や AllowOverride の設定も確認してください。
500エラーが表示される .htaccessを一時的にリネームし、エラーが消えるか確認してください。原因であれば install.php を再実行して再生成してください。
画像アップロードサイズが小さい .htaccess内の upload_max_filesizepost_max_size の設定値をご確認ください。

cron準備チェックの使い方

  1. ブラウザで https://(ツールを設置したドメイン)/cron/check-ready.php にアクセス
  2. 緑色のが並んでいるか確認
  3. 赤色のがある場合は、内容に従って修正
  4. すべて正常になったら、表示された設定内容をもとにサーバーのcronを登録

13-3. サポートへの問い合わせ前の確認事項

サポートに問い合わせる前に、まず以下の手順をお試しください。

まず試すこと

1. ブラウザのキャッシュをクリア

ブラウザ 操作方法
Chrome Ctrl + Shift + Delete → 「キャッシュされた画像とファイル」にチェック → 「データを削除」
Firefox Ctrl + Shift + Delete → 「キャッシュ」にチェック → 「今すぐ消去」
Safari メニュー → 「履歴」→「履歴を消去」→「すべての履歴」→「履歴を消去」
Edge Ctrl + Shift + Delete → 「キャッシュされた画像とファイル」にチェック → 「今すぐクリア」

2. 別のブラウザで試す

  • Chromeで問題が起きている → Firefox や Edge で試す
  • Safariで問題が起きている → Chrome で試す

3. install.php を実行して更新する

  1. ブラウザで https://(ツールを設置したドメイン)/install.php にアクセス
  2. 既存データが検出された場合は「システム更新」モードで起動
  3. 画面に従って更新を実行
  4. 完了後、表示やデータの状態を再確認
注意

install.php を実行しても、既存の記事、カテゴリ、キーワード、画像、設定は基本的に保護されます。更新や再生成が必要なときの有効な確認手順です。

4. 診断情報を確認・保存する

  1. 管理画面の「システム情報」を開く
  2. PHP環境、API設定、.htaccess、cronログ、最近のエラーログを確認
  3. 必要に応じて「診断情報をダウンロード」を実行

5. それでも解決しない場合

症状、発生タイミング、エラーメッセージ、確認済み項目を整理したうえでサポートへご連絡ください。


トラブル時は、症状に近いカテゴリから確認すると原因を切り分けやすくなります。
必要に応じてこのページを見ながら、落ち着いてひとつずつご確認ください。

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